どうも!
ハイブリッド・カーライフのセッジです。
実は先日親類に不幸がありまして、仕事を終わらせて急遽長野に向かいました。
いろいろあって疲れていた+強い雨が降っていた+登り坂からの丁字路右折+夜の街灯の少ない道+ヘッドライトが坂で上に向いていて縁石までの距離感が把握できない…。
などの要因が重なり、右折したときに縁石に左フロントバンパーとタイヤホイールを擦ってしまいました…。
見てもらった感じではホイール交換だけで済むとの事なのですが、車体内部にダメージがあるといけないので念の為チェックしてもらうことに。
調べるのには時間がかかるので、待ち時間にフィット e:HEV RS(以下フィットRS)に試乗させてもらいました。
シビック e:HEVと同じく、こちらもリリース当初から試乗してみたい、とお願いしていたのですが、今回ようやく望みがかないました!
今回もいつもお世話になっている「ホンダカーズ東京中央 豊島店」さんのご厚意によるモノです。
フィット e:HEV RSの外観デザイン
4代目フィットは、その丸っこいデザインから好き嫌いがかなり別れることになってしまいましたが、私は実は嫌いではないんですよね。
ただ、好きか?といわれると、イカツイデザインが好きなため、同じフィットなら我が家の3代目フィットの方が好きです。
しかしながら、フィットRSのエクステリアデザインが公開された時、かわいい輪郭はそのままに、ヘッドライトをつなぐグリル、突き出したバンパーなどを見た瞬間、
「あ、これは好き!」
となりました。
〆のクルマはシビックe:HEVまたはその後継のシビック…と考えている私ですが、
シビックはその…なかなか覚悟がいる価格帯になっていることもあり、もしシビックの資金が確保できなかったら、これもアリかな…とも思っています。
かわいい輪郭にかっこよさが上乗せされた外観 |
目を引く「RS」のエンブレム(フロント) |
「RS」エンブレム(リア) |
フィット e:HEV RSの内観デザイン
実はインテリアはそんなに従来の4代目フィットと大きな違いはないのですが、それでもフィット
e:HEV RSだけの専用装備になっているモノがあります。
それがハンドルです。
従来車は、日本車では珍しい2本スポークのハンドルでした。
フィット e:HEV RSではもちろんデザインは違いますが、3代目フィットまでと同様の3本スポークになっています。
シフトレバーは、AT車で一般的なストレート式です。
私は3代目フィットのシフトレバーに慣れすぎて、逆にとまどうようになってしまいました😅
内装的に良いなと思ったのは、これは従来の4代目フィット全てに通じるところではありますが、基本的に手や肘など、夏場などは直に肌に触れる可能性があるところは全てソフトパッドになっているところです。
ハードプラスチックだと結構痛くなるので、ここは車格の割に豪華だなと思ったポイントです。
RSのみの3本スポークのハンドル |
ダイヤル式でノールックで扱いやすいエアコンなど |
一般的なAT車と同じストレートシフト |
フィットRSの乗り心地は?
走行感は、16インチのホイール、扁平率55%のタイヤを使用していることもあり、突き上げを感じるほどではないですがやや硬い印象があります。
以前試乗した、フィット e:HEV Maisonはかなりフワフワした感じもあったので、個人的にはこちらの方が好みかもしれません。
ハンドルも回すのに疲れるということは無いと思いますが、やや重めな感じがありました。
と思います。
フィット e:HEV RSは、ホンダの他のスポーツモデルのクルマと同じく、走行モードを切り替えられるのですが、そのスイッチはメーターの左側にあります。
モードは以下の3つです。
- ECONモード(燃費重視)
- NORMALモード(標準走行)
- SPORTモード(スポーツ走行)
今回は首都高を走る時間は無かったので、あくまでも都内の一般道のみです。
そのため、モーターからエンジン直結に切り替わる速度域を試すことはできませんでしたが、3つのモードを試しながら走行してみました。
ECONモード
e:HEVらしいモーターによるスムーズな走り出しのため、ガソリン車というより電気自動車的な走行感覚。
NORMLモード
SPORTモード
突然ガソリン車に変貌(笑)。
力強くエンジン音が鳴り、モーターならではの(?)ググッと後ろから押されるような、かなり力強い走行感覚になります。
そしてSPORTモードにすると、Mのマークと減速の回生レベルが表示されるようになります。
切り替えた直後は2段階の強さの減速レベルになっています。
Mのマーク的にマニュアルシフトができるようにも思いますが…どうも減速セレクタをマニュアル操作できる…という意味のようですね。
基本的にコンパクトカーながらスポーティで楽しい走行になりますが、メーターに関しては少し不満があります。
メーターをパワーフロー表示にしておけば、今エンジンが回って充電しているのか、バッテリーから電力が供給されているのか、を見ることはできますが、
SPORTモードがあるなら、3代目フィットには用意されていたパワー/チャージメーターが欲しいかな…と思いました。
ここはヴェゼル以上になるとパワー/チャージメーターがあるので、その辺りは車格による差別化なのかもしれませんが、用意してほしいなと思いました。
しかしながら、以前Maisonで感じていた「モッサリ感」は完全に払拭されていました。
どのモードでも「なんとなくワンテンポ遅れて加速する」といった印象はなく、アクセルを踏んだらレスポンス良く加速する、という状態になっています。
燃費がスゴイことに…。
前述したように、ヴェゼルをお借りした時は車検中で長くお借りしていたので、首都高での走行なども試しましたが、今回は一般道のみの走行でした。
そして、トリップメーターをリセットして良いかどうか聞き忘れてしまったため、区間燃費は測れない…と思っていたのですが、
…と、ナビ画面を切り替えてみて、ビックリしました。
なんと、29.1km/L!
今回走行したのは都内の、渋滞まではいかないもののそこそこクルマが多い一般道でした。
うちのi-DCDシステムを使っている3代目フィットで同じ条件だと、22~23km/Lです。
完全に負けました😅
e:HEVすごくなってますねー。
フィット e:HEV RS:かっこかわいいコンパクトスポーツ!
今回もホンダカーズ東京中央 豊島店さんのご厚意により、フィット e:HEV RSに試乗させていただきました。
常に先代の3代目フィットに乗っている身からすると、サイズ的にはほぼ同じというコトもあって、シフトレバー以外はほとんど違和感を覚えず乗れるので、初めてのクルマでも全く不安感がありませんでした。
そして、フィットといえばコンパクトカー、コンパクトカーといえば「小さくて大人しいクルマ」のイメージがあるかもしれません。
でもフィットって車格や外見に似合わぬスポーツ性能を持っているので、実はあなどれないクルマだったりするのですよ?
そういう意味ではフィットRSは一見かわいらしい外見を持ちながら、モードを変えるとスポーティに化ける、そんなクルマになっています。
そして市街地、特に都内でも驚くような燃費性能を持っていますので、
普段使いはお財布にやさしく、週末にはどこかにでかけてスポーツ走行、などといった一粒で二度おいしい、そんなクルマに仕上がっています。
燃費もスポーツ性能を両立して、かつ都内の細い道も不安感がない、
いろいろ使えるフィット e:HEV RS、試してみてはいかがでしょう?
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