【i-DCD】フィット3メーター解説&燃費との関係:ホンダ・フィットハイブリッド

2022年6月7日火曜日

i-DCD ハイブリッドカー ホンダ 燃費研究

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フィット3メーター解説&燃費との関係【i-DCD】:ホンダ・フィットハイブリッド

ハイブリッドカーでより燃費を良くしたいなら、メーターを観察する必要があります。
メーターが表示する情報を確認して燃費を伸ばしていきましょう!

どうも!
ハイブリッド・カーライフのセッジです!

ハイブリッドカーのメーターにはスピード以外にも燃費に関係する情報が表示されています。
もちろん前方や周囲を見るのが最優先ですが、低燃費で走行するにはメーターからの情報を把握する必要があります。

今回の記事では、ホンダ・フィット3ハイブリッドの実車メーターや取扱説明書を参考にしてセッジが描いたメーターを元に解説していきます。

現行のフィットなどをはじめとして、現在のホンダのハイブリッド車はe:HEVというシステムが主流となっています。

しかしHonda認定中古車U-Selectで手に入れた我が家のクルマ・フィット3ハイブリッドは、1世代前のi-DCDというシステムを使用しています。

同じくi-DCDを搭載している、シャトル、グレイス、ジェイド、ヴェゼル(~2020)などは、ほぼ同型のメーターを使用していますので、この記事の情報は共通します。

現行フリードもi-DCDを搭載していますが、この車種のみメーター形状が大きく異なりますので表示形式は違いますが、意味的には同じモノもあります。

  • ハイブリッド車を検討中の方
  • i-DCDを搭載した現行ハイブリッド車や中古車を検討中の方
  • 現在i-DCDを使用したハイブリッド車にお乗りの方

といった方は、ぜひ参考にして頂ければさいわいです!

ホンダ・フィットハイブリッドのメーター

フィット3ハイブリッドの場合、中央にスピードメーターがあります。

スピードメーターのすぐ両横にはアンビエントメーターがあり、この色によってクルマがどの状態で走行しているかがわかります。

緑色:省燃費状態/青緑色:ゆるやかな加減速状態/青色:急加減速状態

※フィット3以外の車種ではアンビエントメーターは状態を示すモノではなくなっているようです。

スピードメーター下部中央にあるのはECON表示灯
ECONモードが作動していると点灯しますが、低燃費運転をするためには基本このモードはONです。

このモードは走行に関する機能だけでなく、エアコンも制御して低燃費になりやすい状態にしてくれます。

スピードメーターの左側にはパワー/チャージメーターがあります。
パワーメーターは文字通りエンジンやモーターのパワー出力状態を、
チャージメーターはモーターが回生する充電量の状態を表示します。

スピードメーター右側はマルチインフォメーションディスプレイ
こちらはハンドル右側についている「▲▼」のインフォメーションスイッチによって表示内容が変化します。

フィット3ハイブリッドのメーター類

個人的には、パワー/チャージメーターと、マルチインフォメーションディスプレイのパワーフローをチェックしながら走行すると低燃費になりやすいと考えています。

もちろんメーターを注視しすぎると危険ですので、前方と周囲を見て確認するコトが最優先です。
安全を確認しながらメーターを見ていきましょう。

次の項からは燃費に大きく関係するメーター類と、それと連動するクルマの仕組みについて解説していきます。

パワー/チャージメーター

前項で書いたように、
パワーメーターは文字通りエンジンやモーターのパワー出力状態を、
チャージメーターはモーターが回生する充電量の状態を表示します。

一般的なガソリン車ではスピードメーターとタコメーター(回転速度計)はセットでチェックするところですが、

個人的にハイブリッドカーの場合はタコメーターをチェックするコトにあまり意味は無いと考えています。

なぜならば、ハイブリッドカーとはエンジンとモーターのパワー両方を使う仕組みになっているため、エンジンの回転数だけを知っても仕方がないからです。

エンジンとモーター。
この両方のパワー出力状態、そして回生による充電量を知るコトが燃費につながってくるのです。

※フィット3ハイブリッドの場合、マルチインフォメーションディスプレイでタコメーターを表示するコトもできます。

パワーメーター

パワーメーターは18段階の目盛りがあります。

アクセルを踏み込めば18段の目盛りまで行くと思いますが、低燃費走行をする場合はそこまでのパワーを必要とするコトはまずありません。
※そもそも危険です!

フィット3ハイブリッドの場合は、
メーター下部のEV表示灯が点灯している=バッテリーが必要量充電されている状態であり、目盛り2つ分まであればEVモード=モーターのみの走行になります。

EVモードで走行できるのは発進時~時速20km未満までと、90km未満の定速走行時です。

EV表示灯が点灯していない場合は、モーターのみで走るには充電量が足りていないというコトになりますので、目盛りが2つでもエンジンのみかエンジン+モーターの走行になります。

目盛りが3つ分以上になった時は、EV表示灯が点灯していてもエンジン走行になります。
また、急加速した場合はエンジン+モーターでの走行になります。

フィット3ハイブリッドのパワーメーター

チャージメーター

チャージメーターには12段階の目盛りがあります。

パワーメーターと違って特に意識するようなモノではなく、アクセルから足を離すだけで回生モードとなって充電が始まります。

アクセルから足を離しただけであれば、2目盛りまでの回生となります。
この場合は弱い回生となりますので、弱い充電になります。

ここからブレーキを踏むことで回生が強くなっていき、踏み込むことで回生力が最大になります。

通常ガソリン車では、クルマを減速したり停止するにはエンジンブレーキや通常のブレーキを使います。

このエンジンブレーキや通常のブレーキで惰性で動こうとする力を減少させるわけですが、この場合は惰性のエネルギーは捨てられています。

ハイブリッドカーでは惰性の力でモーターを回して発電し、そしてモーターの抵抗力によって減速、停止します。

つまりハイブリッドシステムとは、エンジンが生み出した推進力や電力を無駄にせず、回生して電力として再利用して活用するシステムなのです。

たとえとしては正確ではないと思いますが、1kmエンジンで走行して発生した電力を使って1kmモーターで走る、というイメージなのです。

フィット3ハイブリッドのチャージメーター

マルチインフォメーションディスプレイ

マルチインフォメーションディスプレイは、1つの画面を複数の表示モードに切り替えて表示できるようになっています。

切り替えはハンドル右側にある「▲▼」のスイッチで行います。

最後にパワースイッチを切った時の状態が保存されていますが、概ね以下のような順番になっています。

ECOドライブ→平均燃費履歴→平均/瞬間燃費→航続可能距離→経過時間→平均車速→SPORT(タコメーター)→パワーフロー→表示オフ→(最初に戻る)

このうち、私が通常チェックしている燃費に関わる表示モードが、
平均/瞬間燃費とパワーフロー表示です。

そのため、この記事ではこの2つの表示モードにしぼって解説していきます。

平均/瞬間燃費表示

平均/瞬間燃費表示モードは上が平均燃費A/B、下が瞬間燃費になっています。

平均燃費A/Bは、
「▲▼」のスイッチの中間にある、SEL/RESETスイッチを繰り返し押すコトで、トリップメーターが総走行距離→トリップA→トリップB→(総走行距離)にきりかわります。

すると平均燃費もトリップA/Bの走行距離に応じた燃費計算になります。
私の場合はトリップAは給油ごとに自動でリセット、トリップBは走行ごとに手動でリセットするようにしています。

そのため、平均燃費Aは1回の給油ごと、平均燃費Bは1回の走行ごとの燃費が表示される状態になっています。

瞬間燃費は、
クルマを運転しているその瞬間の操作で変化します。

最大はリッター60kmですが、この状態で走るにはモーターのみの走行になり、
エンジン走行に切り替わるとメモリが減っていき、リッター15km未満になるコトが多くなります。

要するに目盛りが最大の60kmになる状態が継続できればかなりの低燃費になります。
しかし、バッテリー容量の問題がありますので、長く継続するコトはできません。

となると効率よくエンジンで走り、発生した電力を使ってモーターで走るという方法になります。

しかし、平均/瞬間燃費表示モードにしているとバッテリー残量がチェックできないので、私は信号待ちなどの時にこれに切り替えて燃費をチェックするようにしています。

フィット3ハイブリッドのマルチインフォメーションディスプレイ

パワーフロー表示

フィット3ハイブリッドを始めとする、i-DCDには6つのモードがあります。
※名称はホンダ公式のモノとは少し異なります。

パワーフロー表示は上にエンジン、下にバッテリーがあり、左右にタイヤがあります。
これによりどこからどこに力が伝わっているかというのがわかります。

バッテリーには残量の目盛りがあり、これは最大6段階になっています。

まずそのうちの3つを解説します。

  • ハイブリッド走行
  • エンジン発電走行
  • EV走行

ハイブリッド走行は、エンジンをモーターがアシストする形で走行するモードで、主に発進時や急加速時に使用されます。

エンジン発電走行は、エンジンで走行しながら余剰パワーで発電するモードで、ゆるやかな加速時やバッテリー残量が少ない時の定速走行などで使用されます。

EV走行は、バッテリーの電力が充分にあればエンジンは停止しモーターのみで走行するモードです。
主に20km未満の走行(クリープ現象に似た状態)、90km未満の低速走行などで使用できます。

フィット3ハイブリッドのパワーフロー1

つづいて、残り3つのモードも解説します。

  • エンジン走行
  • 回生発電
  • エンジン発電

エンジン走行は、文字通りエンジンだけで走行するモードです。
主にバッテリー残量が少ない時や、90kmを超えるスピードを出す時に使用します。

回生発電は、エンジンもモーターも駆動力として使わない時、クルマが惰性で動こうとする力でモーターを回して発電するモードです。
アクセルから足を離すだけで発動し、ブレーキを踏むとさらに強い回生力が生まれます。

エンジン発電は、停車中にエンジンを回して発電するモードです。
EV走行などで電力を消費し、回生発電でも充電量が50%まで回復しなかった場合、停車中にエンジンが回転し発電されます。

フィット3ハイブリッドのパワーフロー2

メーターを活用して低燃費にする方法

今回はフィット3のパワー/チャージメーターと、マルチインフォメーションディスプレイを解説しました。

私的にはメーター類の中ではこの2つが特に燃費に関係する部分だと考えています。

今回の記事のまとめも兼ねまして、普段行っている走行を振り返りながら解説してみます。

1.システム始動

システム始動した時、バッテリーが50%以上残っている場合はエンジンが回転しません。
バッテリー残量が少ない場合はエンジンが回って発電が始まります。

発電状態の時はエンジンが止まってEV表示灯が点灯するまで待っていたほうが良いようです。

2.発進

EV走行やハイブリッド走行モードで発進します。

始動してすぐ発進しないのは、バッテリー残量が少ないとエンジンのみで走り出してしまうためです。

一説によるとi-DCDの場合、エンジンのみの発進ではクラッチを痛めてしまう可能性があるそうです。

逆にモーターのみ、またはエンジン+モーターで発進するとクラッチを痛めにくいそうなので、私は極力EVモードで発進するようにしています。

3.加速

例えば50kmの流れに乗る時、なるべく早く50kmに到達したい時はやや強めにアクセルを踏みます。

この時、パワーメーターは3以上になっていて、ハイブリッド走行になっています。
スピードが乗ってきたら定速走行に移りたいのですが、その前に電力が足りなくなってしまっては意味がありません。

そのため目標速度に近づいてきたら少しアクセルをゆるめます。
すると、エンジン発電走行に切り替わり充電が始まります。

これでしばらく走り続けていればEV表示灯が点灯します。

4.定速走行

EV表示灯が点灯していたら、さらにアクセルをゆるめるか、一度アクセルを戻して少しだけ踏みます。

スピードを一定に保つようなアクセルワークになりますが、このような操作をするとエンジンが停止しモーター走行になります。
なるべくこの状態を維持できればガソリンを消費しないので、可能な限り維持します。

モーター走行によって電力が大きく消費されますと、エンジン発電走行に戻ります。
しかし、都内で走っている場合はそれが来る前に減速行動になるコトが多いです。


5.減速

前方のクルマが減速したり、信号が赤に変わろうとしているなら、なるべく早めにアクセルから足を離します。

これにより回生発電モードになり、充電が始まります。

ブレーキでも調整しながら、なるべくバッテリー50%以上、可能なら80%以上まで充電をしておきたいところです(バッテリーの目盛り5段階くらい)。

なるべく多くの電力を確保してつぎの発進に備えておくようにすれば、燃費が良くなりますし発進時のクラッチの消耗も防ぐことができるコトになります。

以上が、普段私が実践している、フィット3ハイブリッド=i-DCDハイブリッドシステムを使った低燃費走行の方法になります。

i-DCDは1世代前、ほとんど一昔前といってもいいくらい前に誕生したモノですが、ガソリンエンジンの走行の気持ち良さをもちながら燃費が良いハイブリッドシステムです。

そのため、このようなコツが必要になりますが、慣れてしまうと「いかに低燃費で走行するかというゲーム」のようなところもあって楽しくなってきます。

最新のフィットやヴェゼル、ステップワゴンなどで採用されているe:HEVの場合はここまでの操作を必要としないようです。

しかしながら、個人的にはクルマが先進の機能になっていくことで、だんだんと「クルマを操る感覚」が薄くなっていっているような印象があります。

i-DCDは1世代前のシステムではありますが「クルマを操る楽しさ」を感じるハイブリッドシステムです。

新車が手に入りにくくなっている今日このごろ。

i-DCDシステムを利用した、
中古のフィット3ハイブリッドならお安く手に入りますし、ガソリン代もかなり浮きますので、試してみてください!

私はHonda認定中古車U-Selectにて手に入れました▼
20年乗り続けたクルマを手放し、次のクルマはガソリンが高騰しているコトもあり、ハイブリッド車に決めました。 ではどこで買うのかとなった時、やっぱり安心して乗れるクルマを入手したいですよね。


自己紹介

Sedge(セッジ)
デザイン講師ブロガー
Adobe Japan
プレリリースアドバイザー
Adobe Express
アンバサダー


当ブログでは、ホンダ・フィットハイブリッドでのドライブ中に気づいたことやオススメのカー用品などを紹介しています。

燃料費が高騰している中、車種にもよりますが1回の給油で800km以上も走行できるハイブリッドカーの効率性と魅力を、ぜひ皆さんにお伝えしたいと思います。

運営者のセッジは、東京を拠点にグラフィックデザイン、CG、イラストなどを制作しています。
デザイン情報に特化したブログも運営しているので、ぜひリンクからチェックしてみてください!


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